Senior couple at home. Handsome old man and attractive old woman are having relationship problems. Sitting on sofa together and looking to opposite sides.

「不倫された…」慰謝料の請求は可能?慰謝料相場と請求方法

夫や妻が不倫をしていることが明らかになり、慰謝料を請求しようと考えている方。
慰謝料は謝罪の形としてはもちろん、不倫をされた側が次に進むためのきっかけとしても必要不可欠です。
でも、おそらく大半の方が初めてのことだからこそ「不倫の慰謝料請求ってどうすればいいのだろう…」と不安に感じるのも当然のこと。

そこで本記事では、不倫されたら慰謝料は請求できる?金額や請求方法について詳しく解説します。

【結論】不倫で慰謝料は請求できる?

結論からお伝えすると、不倫が明らかになった場合慰謝料を請求することはできます。
夫や妻といったパートナーに加え、不倫相手に対しても請求可能。

ただし、パートナーとの関係をやり直す選択をするのであれば、請求しても自分たち家族に負担がかかることになるため、不倫後どうするかの選択によって請求する相手方については異なると言えます。

慰謝料を請求できる条件は以下となります。
● 不貞行為がある
● 不倫相手に故意・過失がある(既婚者であることを知っていた)
● 不貞行為の時点で夫婦関係が破綻していない
さらに、慰謝料を請求するためには「証拠」が必要不可欠です。
例えどんなに不倫をしていることが明らかな「クロ」だったとしても、証拠がない限りは慰謝料を請求してもシラを切られてしまっては終わりです。
証拠がどの程度揃っているかによって慰謝料の金額が異なるため、不倫の事実を証明できる確固たる証拠を集めた上で請求するようにしましょう。

不倫慰謝料の相場はいくら?

不倫で慰謝料を請求できることは分かっても、一体いくら請求できるのか、相場についても気になるでしょう。
請求自体は、いくらであっても可能です。
しかし、実際に請求が通るかどうかは別問題であるため、不倫慰謝料の法的な相場について知る必要があります。

法的な相場とは「裁判所が不倫慰謝料を算定する際に採用する金額」を指します。
ケースバイケースとはなりますが、不倫慰謝料の法的な相場は「50~300万円」程度。
ただし、悪質だと判断された場合などは高額となる可能性があります。

離婚するか否かで慰謝料の額が異なる
不倫が明らかになり、離婚する人もいればもう一度夫婦・家族としてやり直す選択をする人もいるでしょう。

慰謝料の額については、離婚するか否かで異なります。
具体的には、不倫の結果離婚に至った場合には、離婚せずに関係を修復するケースよりも慰謝料が高額となります。

婚姻年数が慰謝料の額に関係する

不倫慰謝料の金額は、夫婦の婚姻年数も関係します。
これは、婚姻年数が長いと不倫によって受ける精神的苦痛が大きいと判断されることが理由にあります。

確かに、結婚してから日が浅い1~2年目よりも結婚10年、20年目に不倫をされた方が精神的苦痛や家庭に与える影響が大きいのは明らかでしょう。

不倫相手に慰謝料を請求する方法

不倫が明らかになったら続いて行うのが慰謝料の請求です。
慰謝料は単なる「お金」を受け取るだけでなく、慰謝料を請求することで法的に不倫という不貞行為をしたことを自覚させる、何らかの負担を与えるなどといった目的があります。

そこで、不倫相手に対して慰謝料を請求する方法について解説します。

①電話・対面で交渉する
相手が不倫の事実を認めそうな場合には、電話・対面で慰謝料について交渉することが最もスムーズです。
不倫相手が知り合いだったり、仕事中の関係などであれば直接対応するのが良いでしょう。

自身で請求する場合には、必ず慰謝料を請求した事実が証拠として残るよう録音・録画をしながら進めましょう。
その上で不倫相手が不倫をしている、慰謝料を支払うと約束したら必ず示談書あるいは合意の旨を合意書などで書面化しておくことをおすすめします。

②書面での請求
対面での交渉が難しい場合には、書面で請求をしましょう。
一切の関係を持ちたくないなどの場合も同様です。
よりプレッシャーを与えるために、慰謝料請求に最適な内容証明で送りましょう。
内容証明のメリットがこちら。
● 時効を止めることができる
● 配達日・内容が証拠に残る
● 精神的プレッシャーを与えることができる

書面・対面に関わらず、弁護士に依頼すると、より確実かつスムーズな慰謝料請求が可能です。

③裁判で慰謝料を請求する
裁判に勝つことができれば、慰謝料の支払いがない場合をはじめ強制的に慰謝料を請求することができます。
裁判で慰謝料を請求する流れとしては、まず「裁判所に訴状を提出する」次いで「訴訟提起する」こと。

知識や必要となる書面が多いため、弁護士に任せることをおすすめします。

不倫相手からしっかりと慰謝料を受け取ろう~まとめ~

不倫をした事実がある以上、簡単にパートナーそして不倫相手を許すことはできないでしょう。
もちろん、慰謝料を受け取ったとしても心に負った傷が消えることはありません。
しかし、慰謝料を受け取ることで不倫の事実を受け止め次に進めるためのきっかけになるはずです。
もし、今パートナーが不倫をしている、過去に不倫をしていたが何もできずにいる場合を含めてしっかりと慰謝料を請求しましょう。