キスは不倫になる?キスで夫婦仲が崩れた場合にとるべき対処法
不倫はどこから始まるのか。
よく話題に上がる疑問の一つであり、「キスぐらいでは不倫にならない」という人もいれば「キスは間違いなく不倫だ」と思う人もいるでしょう。
昨今の有名人の不倫や不倫をテーマにした映画やドラマなどの影響もあり、不倫をする人が増えています。
本記事ではキスは不倫になるのか。皆さんが気にされているこの疑問の答えをご紹介します。
不倫は増えているのか
近年、不倫をする(したことがある)人が増えていることが問題視されています。
不倫経験がある人が身近にいないと、「そうはいっても、不倫をしている人なんてそんなにいないのでは」と思うかもしれません。
しかし、一般社団法人日本計画協会家族計画研究センターが2020年に実施した調査によると、男性67,9%、女性46,3%もの人が不倫をしているあるいは不倫経験があることが明らかになっています。
特に2020年以降のウイルスの影響による生活や社会の変化が大きく関係しています。
もしかすると、自分が知らないだけで職場やご近所など近しい人が不倫をしている可能性も十分考えられます。
【結論】キスは不倫になる?
不倫について考えたとき、「どこからが不倫なのか」という点は非常に重要です。
結論から言うと、キスだけで不倫に該当するわけではなく焦点となるのが「不貞行為の有無」です。
法律上の不貞行為とは「既婚者が配偶者以外の人と自由な意思のもとに(強制されたのではなく)性的関係を結ぶこと」とされています。
性的関係とは肉体関係のことであり、キスは接触行為ではあるものの肉体行為には該当しません。
不倫に該当する肉体行為とは
以下の行為に関しては、肉体行為とみなされます。
● 挿入を伴う性行為
● 性行為類似行為
● 2人でラブホテルに入り数時間を共に過ごした
● 相手の家などで2人きりで過ごした
● 同棲している
不倫とみなされない行為
キスのみならず、以下の行為についても不貞行為とはみなされません。
● 連絡を取り合う
● デートをする
● 手を繋ぐ
● 抱き合う
● 服の上から身体を触る
された側からすると不快であり立派な不倫のように感じますが、実際には肉体関係にあることが証明されない限りは不倫とみなされるのは困難です。
不倫相手とキスをしたことによる影響
キスだけで不倫とは認められないものの、「たかがキス、されどキス」です。
不倫相手とキスをしたことによる影響について考えてみましょう。
慰謝料の請求
キスだけでは不貞行為は成立しないものの、キスだけでも状況によって慰謝料の請求が認められる場合もあります。
「不倫相手とキスをした」という事実だけで、配偶者にとっては不快であり心に深い傷を負います。
その結果として、平穏な夫婦生活を送る権利や利益を侵害していると言えるため、過去には慰謝料の請求が認められたケースがあります。
離婚の成立キスは不貞行為には該当しないものの、不倫相手とのキスが原因で夫婦関係が破綻した場合に離婚が認められることもあります。
もちろん、キスだけで不貞行為が証明できていないことにより難易度は上がりますが、過去に認められたケースがあることからも「離婚が成立できる可能性」についてはあると言えるでしょう。
配偶者が不倫相手とキスをした場合の対処法
配偶者が不倫相手とキスをしていることが明らかである場合には、どうするかがその後を左右します。
キスをしたという事実だけでも衝撃的ですが、ご自身のためにも焦らず落ち着いて行動しましょう。
ここでは、配偶者が不倫相手とキスをした場合の対処法について解説します。
証拠を押さえる
まずすべきなのが、キスをしたということが分かる証拠を押さえることです。
仮にキスをしている姿を見たとしても、証拠がないのであれば水掛け論となってしまいます。
なるべく具体的かつ多くの証拠を押さえましょう。
● キスをしている写真
● 2人でキスをしたり裸で過ごしていたりする写真(カメラロールなどに入っている可能性大)
● 2人でラブホテルに入る写真
● ラブホテルやホテルに宿泊した領収証
● LINEのやりとりの履歴や通話履歴等
・探偵事務所に依頼
不倫の調査をする場合には、不倫事案を得意とする探偵事務所に依頼しましょう。
証拠を集める際や尾行、不倫相手との交渉は一つ誤ると違法行為とみなされてしまいます。
できるだけプロの手を借りるのが安全かつ確実です。
不倫・離婚問題に強い弁護士に依頼する
不倫相手とのキスをきっかけに、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求する、あるいは配偶者との離婚を考えているのであれば早い段階で不倫・離婚問題に強い弁護士に依頼しましょう。
専門知識とノウハウ、経験があるプロならではの確実な方法であなたにとって最善の道を記してくれるはずです。
何度もお伝えしているように、キスだけでは不貞行為とはみなされませんが、状況次第で法的な請求ができる可能性もあります。
※注意※請求には期限がある
配偶者が不倫相手とキスをしたことで慰謝料や離婚を請求する場合に注意すべきなのが、請求に期限があるという点です。
もちろん、弁護士に依頼した場合には期限も踏まえて対応をしてくれますが、ご自身で行動する場合、気づいたときには期限が切れてしまっていたということも…。
請求する場合の「時効」は、不貞行為とその相手を知ったときから3年です。
この期限を超えると、請求する権利を失うため十分に注意しましょう。
キスは不貞行為ではないものの、不倫とみなされる裏切り行為
キスだけでは不貞行為ではないものの、一般論としては不倫とみなされる裏切り行為です。
場合によってはキスだけでも、慰謝料や離婚の請求が可能である可能性もありますし、仮にそういった行動をせずとも夫婦の形や接し方に違いが生じるはずです。